いつまでも自分の足で元気に歩き続けるためには、体を支える「骨」の健康がとても大切です。
そこで今回は、知っているようで意外と知らない「骨」の仕組みについてお話しします。

骨は何でできている?

骨というと、「カルシウム」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろんカルシウムは大切な成分ですが、実はそれだけでできているわけではありません。

骨は主に、「リン酸カルシウム」と「コラーゲン」のふたつからできています。
イメージしやすく例えると、骨はまるで「鉄筋コンクリート」のような構造をしています。

〇 コラーゲン: 「鉄筋」のように、折れにくさを担う
〇 リン酸カルシウム: 「コンクリート」のように、間を埋めて硬さを保つ

この2つが組み合わさることで、丈夫な骨が作られています。

鉄筋コンクリートなのに、なぜ弱くなるの?

じつは、骨は一度できたらずっとそのままではありません1)。
古くなった骨を壊し、新しい骨を作るという「生まれ変わり」を日々繰り返しています。
この「壊す働き」と「作る働き」のバランスが保たれることで、骨は常に健康な状態を維持しています。

ところが、加齢や生活習慣などによってこのバランスが崩れ、壊すスピードに作るスピードが追いつかなくなると、骨は少しずつ弱くなってしまいます。
これが進行すると、骨がスカスカになる「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」という病気につながってしまうのです。

【参考】
*1) 厚生労働省. 健康日本21アクション支援システム. 生活習慣病などの情報. 骨粗鬆症.
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/food/ye-043(2026年8月9日アクセス可能)