
熱中症予防のポイント
季節ごとの健康対策として、今回は「熱中症予防」についてご紹介します。
知っているつもりでも、意外と見落としがちなポイントもあります。
ご自身やご家族の健康を守るためにも、ぜひ一緒に、基本的なポイントを確認していきましょう。
基本その1|暑さを避ける工夫を
熱中症を防ぐ最も大切なことは、「暑さを避ける」こと。
室内では扇風機やエアコンを適切に使い、室温が上がりすぎないよう調整しましょう。
特に高齢の方や乳幼児は暑さに対する感覚が鈍くなりがちです。
外出時には、帽子や日傘で直射日光を避け、通気性の良い服を選びましょう。
基本その2|こまめな水分補給を
「喉が渇いた」と感じた時には、すでに軽い脱水が始まっていることも。
水やお茶、スポーツドリンクなどを、少しずつこまめに摂ることを心がけましょう。
冷房が使えないときの工夫
「停電が起きて使えない」など、やむを得ず冷房を使えないこともあります。
そんな時は次のような工夫を試してみてください。
- 首元・わきの下・足の付け根などを保冷剤や濡れタオルで冷やす
- 冷房がきいている公共施設などに避難する
- 凍らせたペットボトルやゼリー飲料を常備し、冷却と水分補給を両立させる
普段から「冷やす道具」や「非常用の水分」を準備しておくことも、熱中症予防と災害対策の両面で役立ちます。
たった少しの意識が、あなた自身と大切な家族の健やかな毎日を守ります。
できることを、今日から、少しずつ取り入れてみましょう。
【参考】
厚生労働省 「熱中症予防のための情報・資料サイト」
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/index.html(2025年9月13日アクセス可能)