
更年期とは、閉経をはさんだ前後約10年間を指し、一般的には45~55歳頃にあたる時期です。
この時期、女性の体と心にはさまざまな変化が起こりやすくなります1)。
たとえば、次のような症状がみられることがあります。
■ 汗をかきやすくなる
■ 寝つきが悪くなる、眠りが浅くなる
■ 気分が落ち込みやすくなる
■ 肩こりや体のだるさが続く
こうした症状のうち、日常生活に支障が出るほどつらい状態を「更年期障害」と呼びます。
更年期の症状はほかにも、「疲れやすい」「手足が冷えやすい」「イライラしやすい」など非常に多様です。
また、症状のあらわれ方やつらさには大きな個人差があることも特徴のひとつです。
更年期障害の原因について
更年期障害の主な原因は、卵巣機能の低下に伴う女性ホルモン(エストロゲン)の減少です。
しかし、それだけが原因ではありません。
性格や体質、家庭や仕事などの生活環境、ストレスの有無といったさまざまな要因が重なり合って、症状があらわれると考えられています。
「年齢のせいだから仕方ない」「我慢するしかない」と思い込み、つらさをひとりで抱え込んでしまう方も少なくありません。
ですが、更年期の不調は、早めに相談することで対処しやすくなるケースが多いことも分かっています。
更年期は「人生の折り返し地点」ともいわれる大切な時期です。
つらさを我慢し続けるのではなく、「ひとりで抱え込まないこと」が何よりの第一歩になります。
気になることは、どんな小さなことでも構いません。ぜひ専門家に相談してみてください。
これからも皆さまの「知りたい」に寄り添いながら、日々の暮らしに取り入れやすい健康のヒントをお届けしていきます。
【参考】
*1) 厚生労働省. 「働く女性の心とからだの応援サイト」
https://www.bosei-navi.mhlw.go.jp/ (2025年12月12日アクセス可能)