私たちが日々取り組んでいる「健康づくり」には、実は国全体で進められている大きな方針があります。
その中心となっているのが、厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」です。

現在進められている 「健康日本21(第三次)」 は、2024年から2035年までの取り組みです。
社会の変化や新たな健康課題に対応しながら、これまでの成果を踏まえて、より実効性のある健康づくりを目指しています。

では、どのような方向性が示されているのでしょうか。

「健康日本21(第三次)」の4つの方向性

1.健康寿命の延伸と健康格差の縮小
平均寿命が延びるなかで、単に長生きするだけでなく、「元気に長く過ごすこと」がより重視されています。
住んでいる地域や環境による健康の差を小さくしていくことも課題です。

2.個人の行動と健康状態の改善
食事、運動、睡眠など、日々の生活習慣の積み重ねが健康の土台になります。
身近な習慣の見直しが、大きな変化につながります。

3.社会環境の質の向上
健康は個人の努力だけで守れるものではありません。
安心して健診を受けられる環境や、健康的な選択をしやすい社会づくりも重要です。

4.ライフコースアプローチを踏まえた健康づくり
子どもから高齢期まで、人生の各段階に応じた支援が求められています。
女性の健康支援の充実も、重要な柱のひとつです。

私たちの毎日の選択や行動は、こうした大きな方針の中に位置づけられています。
健康づくりは特別なことではありません。できることから一歩ずつ、続けていくことが大切です。

【参考】
*1) 厚生労働省. 健康日本21(第三次)の概要.
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001158810.pdf(2026年2月14日アクセス可能)